インテル Compute Stick STCK1A32WFCR 仕様と周辺機器


インテルのそこそこ高性能なスティック型PCです。

Intel AtomのクワッドコアCPUを搭載し、メモリは2GBあります。
そこそこ高性能です。

USB2.0、Bluetooth、HDMIに対応しています。
光学ドライブ、有線LANには対応していませんが、USB経由で対応可能です。
USB3.0には対応していません。

内蔵無線LANは2.4GHz帯のみ対応しています。
5GHz帯無線LAN、最新の802.11acには対応していませんが、USB経由で対応可能です。

インテル スティック型PC Intel Compute Stick Windows 8.1 32bit搭載モデル BOXSTCK1A32WFCR
↑外観、値段等はこちらから

■ OS
初期搭載OS  Windows 8.1 with Bing 32ビット 

Windowsの最新のOSです。
ほぼすべてのアプリ・周辺機器が対応しており、問題がないOSです。

“with Bing”がつくバージョンは、デフォルトの検索サイトがBingになっています。
普通のWindowsとの差異はこの点だけです。つまりほとんど変わりません。
デフォルトの検索サイトも、購入後に変更することが出来ます。

■ プロセッサ
プロセッサ  Intel Atom Z3735F 
種別  Bay Trail Refresh タブレット向け 
周波数  1.33~1.83GHz 
コア数  4 
スレッド数  4 

Intelの廉価版シリーズであるAtomの4コアCPUです。
廉価版ではありますが、クワッドコアです。

最近のCPUはかなり賢いので、廉価版であってもけっこういい動きをします。
ワードエクセル等を普通に使用する分には問題ないですね。

■ メモリ
初期メモリ  2GB 
最大メモリ  2GB 
スロット数  1 
空きスロット数  0 
規格  DDR3L(1.35V、1333 MHz) 
増設用メモリ例  増設不可 

この機種はメモリの増設ができません。
ただ、2GBという数字は決して余裕のある数字ではありません。
しかし、Web閲覧やメール程度であれば全く問題ないと思います。

■ USBインターフェース
USB3.0ポート数  0 
USB2.0ポート数  1 

USBポートがあります。

USBには古い2.0と新しい3.0が存在します。

2.0と3.0の違いは、ずばり速度です。
3.0は2.0のより10倍早いです。

数百MBのファイルの転送が数秒で終わります。
実際に体感してみると、これは早いです。

この機種は、残念ながらUSB3.0には対応していません。


USB経由で、DVDなどの光学ドライブも使用できます。
DVDだけを使用するのであればこちらです。けっこう安いです。
BUFFALO USB2.0用 ポータブルDVDドライブ 書き込みソフト付属 Wケーブル収納タイプ ブラック DVSM-PC58U2V/N

ブルーレイも使用する場合はこちらとなります。
BUFFALO BDXL対応 USB2.0用ポータブルBlu-rayドライブ 書き込みソフト付属 Wケーブル収納タイプ ブラック BRXL-PC6VU2/N

ほかにも、USB経由でいろいろと対応できます。
有線LAN(ギガビットイーサ)へのアダプタです。
Logitec 有線LANアダプタ ギガビット対応 USB3.0 LAN-GTJU3

有線LANとUSBハブが一緒になったものもあります。
Logitec 有線LANアダプタ USB3.0 USB HUB付 LAN-GTJU3H3

地デジのチューナーもあります。
BUFFALO USB用地デジチューナー シンプルモデル DT-H11/U2

USBフラッシュメモリやUSB外付けHDDを使用する場合は、USB3.0対応のものと非対応のものが存在します。
この機種はUSB3.0には対応していませんが、他機器への拡張を考えるとUSB3.0対応のものを使用しておいた方がいいかもしれません。


このようなものがUSB3.0に対応しています。

【Amazon.co.jp限定】Transcend SuperSpeed USB 3.0&Hi-Speed USB 2.0 USBメモリ 700シリーズ 32GB (無期限保証) TS32GJF700E (FFP)
↑こんなのや、
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↑こんなのです。

■ ストレージ
容量・タイプ  32GB eMMC 
メモリカード  Micro SD(SDXC対応) 

32GBという容量はタブレットとしては十分ですが、モバイルPCとして考えるとやや不足気味です。
しかしこの機種にはmicroSDカードスロットがあるので容量はあまり気にせずに使用できます。

microSDカードは低価格化がかなり進んでいます。
32GBのものが2000円以下で入手できます。
【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB Class10 (無期限保証) TS32GUSDHC10E (FFP)

また、この商品は通常のSDカードとしても使用できます。

■ 無線LAN
内蔵無線LAN  あり 
2.4GHz帯  ○ 
5GHz帯  × 
802.11ac  × 
対応規格  802.11 b/g/n 

この機種の無線LANは、802.11bgnの2.4GHz帯のみ対応で、5GHz帯は非対応です。

無線LANには大きく分けて、2.4GHz帯と5GHz帯があります。

現在広く流通しているのは2.4GHz帯の無線LANです。
ただ2.4GHz帯の無線LANは物理的に使用できるチャンネルの数が少なく、「チャンネルが重なったが・・・」とか「空きチャンネルがない・・・」という問題が起きているのも2.4GHz帯です。
そこで、最近は物理的に使用できるチャンネルの数が多い5GHz帯の無線LANを使用する機会が徐々に増えてきています。

この機種は、この5GHz帯の無線LANに対応していません。
ただ、一般的に使われているアクセスポイントはほとんどが2.4GHz帯のものなので、普通に使う分には問題ないはずです。

どうしても5GHz帯の無線LANに接続する必要がある場合は、対応したUSBドングルを用意しましょう。
2500円くらいです。
BUFFALO Air Station NFINITI 11n/a/g/b USB2.0用無線子機 WLI-UC-AG300N


最新の無線LAN規格「802.11ac」に対応したPC、ルーターが出てきています。
最近まで最新だった「802.11n」よりもかなり速い速度を実現できます。
有線LANに劣らない速度を無線LANで実現することができます。

この機種は802.11acには対応していません。
802.11acに対応する場合はUSBドングルを使用する必要があります。
BUFFALO 11ac/n/a/g/b 866Mbps USB3.0 Macにも対応 無線LAN子機 WI-U3-866D

ルーターも802.11acに対応したものを使用する必要があります。
【あす楽対象】【送料無料】バッファロー【Windows8.1対応】無線LANルータ(11ac/n/a 866Mbps+11n/g/b 300Mbps Giga対応・親機単体) WHR-1166DHP [WHR1166DHP]

■ Bluetooth
内蔵Bluetooth対応  あり 
対応規格  4.0 

この機種はBluetoothに対応しています。
Bluetoothは下位互換の規格なので、Bluetooth対応デバイスはとりあえず何でも使用することができます。

この機種には有線のマウスとキーボードが付属されます。
しかし、マウスとキーボードは無線化するとかなり便利です。

Bluetoothマウスはこんな感じです。
iBUFFALO Bluetooth3.0対応 BlueLEDマウス NFC tag搭載モデル ブラック BSMBB10NBK
けっこう安いです。

Bluetoothキーボードはこんな感じです。
ELECOM キーボード ワイヤレス接続 Bluetooth2.0 日本語103キー プレステ3対応 ブラック TK-FBP014BK


また、Bluetoothを使用せずにマウスとキーボードを無線化することも出来ます。
iBUFFALO 無線(2.4GHz)キーボード&マウスセット ブラック 【PlayStation4,PS4、PS3 動作確認済】 BSKBW10SBK
マウスとキーボードだけを無線化するのであれば、この商品を使用したほうが安上がりです。




■ HDMI
HDMI出力ポート  ○ 

HDMIは映像と音声の両方を高画質で出力するためのポートです。
液晶テレビなどによくついているポートです。

この機種にはHDMI出力ポートがあります。
テレビやモニターのHDMI入力ポートにそのまま突き刺す形となります。

■ テレビチューナー
内蔵テレビチューナー  なし 
タイプ  - 
チューナー数  - 

テレビチューナーはありません。
USB経由で対応可能です。

ダブ録画できないシングルチューナーはこのような感じです。
BUFFALO USB用地デジチューナー シンプルモデル DT-H11/U2
とりあえずテレビは見れるようになります。

■ 統合ソフト
統合ソフト  なし 

Microsoft Officeなどの統合ソフトは非搭載です。
ワード、エクセル等の統合ソフトを使用する場合は別途購入する必要があります。

Microsoft Officeにはいろいろなバージョンがあります。

ワード、エクセル、パワーポイントが入ったHome and Businessのパッケージ版では、こんな値段がします。
Microsoft Office Home and Business 2013 [プロダクトキーのみ] [パッケージ] [Windows版](PC2台/1ライセンス)
ダウンロード版ではもう少し安いです。
Microsoft Office Home and Business 2013 [オンラインコード] [ダウンロード][Windows版] (PC2台/1ライセンス)

ワード、エクセルのみのPersonalのパッケージ版でも、これだけします。
Microsoft Office Personal 2013 [プロダクトキーのみ] [パッケージ] [Windows版](PC2台/1ライセンス)
こちらもダウンロード版ではもう少し安いです。
Microsoft Office Personal 2013 [オンラインコード] [ダウンロード][Windows版] (PC2台/1ライセンス)

けっこう高いです。しかしこれらのパッケージはPC2台まで使用できます。

Microsoft Officeの互換性ソフトもけっこう出回っています。
有料のもの、無料のものを含めていろいろな種類ありますが、私はこちらのものが結構つかえるように思います。
KINGSOFT Office 2013 Standard フォント同梱パッケージ CD-ROM版

ちなみに、上記の互換ソフト「Kingsoft office」の日本語版は有料ですが、英語版はなんと無料で使用できます。
Kingsoft Office Suite: Free Office 2013

■ その他 – Webカメラ

WebカメラはUSB経由で外付け対応することが可能です。

LOGICOOL ウェブカム HD画質 120万画素 C270
超定番のモデルです。
こちら私も使用していますが、最高です。
マイクもついており、かなり広範囲の音を問題なく拾ってくれます。

用途によってはもっと性能のいいものを使用することもできます。
iBUFFALO マイク内蔵320万画素WEBカメラ F2.2ガラスレンズ搭載モデル ブラック BSW32KM03BK

解像度が上がるだけではなく画角も広がります。
大勢でWeb会議をする際などはこのようなものがあった方がいいでしょう。

■ その他 – ウイルス対策ソフト

Windows PCにはウイルス対策ソフトは絶対に必要です。
ウイルス対策ソフトが無いとすぐにウイルスに感染してしまい、自分に被害が出るほか、他人に被害をかけてしまう可能性もあります。
最悪の場合、訴訟問題に発展してしまいます。
ウイルス対策ソフトをインストールすることを強くオススメします。

ウイルスは日々進化しており、ウイルス対策ソフト側はかなり大掛かりな研究ラボが必要になります。
そのため、あまり安いウイルス対策ソフトを私はあまり信用していません。
以下のようなウイルス対策ソフトは自信を持ってお勧めできます。

トレンドマイクロ ウイルスバスター クラウド 3年版 ダウンロード版 Windows版 (最新・3台版)

ESET ファミリー セキュリティ 2014 3年版

【送料無料】カスペルスキー〔Androidアプリ・Win版・Mac版〕 カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ (3年・プライベート版)

■ 最後に

インテルのそこそこ高性能なスティック型PCです。

Intel AtomのクワッドコアCPUを搭載し、メモリは2GBあります。
そこそこ高性能です。

USB2.0、Bluetooth、HDMIに対応しています。
光学ドライブ、有線LANには対応していませんが、USB経由で対応可能です。
USB3.0には対応していません。

内蔵無線LANは2.4GHz帯のみ対応しています。
5GHz帯無線LAN、最新の802.11acには対応していませんが、USB経由で対応可能です。

おススメです!

インテル スティック型PC Intel Compute Stick Windows 8.1 32bit搭載モデル BOXSTCK1A32WFCR

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